ゼロから始める創業術 Vol.37|税理士が見た「売れるチラシ・LP」に共通する、利益を出すための鉄則

【創業術 Vol.37】税理士が見た「売れるチラシ・LP」に共通する、利益を出すための鉄則

こんにちは、税理士の林です。
創業支援の中で、私は数多くのチラシやLP(ランディングページ)を見てきました。そこで確信したのは、「かっこいいデザイン」が必ずしも「利益」を運んでくるわけではないということです。

販促費をドブに捨ててしまう社長と、10万円の広告費を100万円の売上に変える社長。その決定的な違いは、たった1つの視点に集約されます。


■ 視点の転換:「商品」を売るな、「解決策」を売れ

成果が出る販促物は、例外なく「お客さまの悩み」からスタートしています。多くの失敗例は、自社商品のスペック(性能)ばかりを語ってしまいます。

スペック重視(売れない)
「業界最軽量!独自の〇〇機能を搭載した最新の掃除機です」

ベネフィット重視(売れる)
「腰痛でお悩みのあなたへ。重さたったの〇kg、毎朝の掃除が5分で終わる解放感を」

お客さまが買っているのは「商品」ではありません。その商品を手にした後に手に入る「理想の生活」や「問題の解決」です。この視点があるだけで、チラシの反応率は劇的に変わります。

■ 税理士が必ずチェックする「3つのKPI」

販促はギャンブルではなく、数学です。税理士の視点から言えば、以下の3つの数字を追いかけていない広告は「ただの出費」です。

  • CPA(顧客獲得単価): 1人の顧客を獲得するのにいくら広告費を使ったか?(例:10万円使って10人獲得なら、CPAは1万円)
  • LTV(顧客生涯価値): そのお客様が、将来的に合計いくら利益をもたらしてくれるか?
  • ROI(投資利益率): 10万円の広告費に対し、最終的にいくら手元に残ったか?

たとえば「CPA(1万円)」が「初回の利益(5,000円)」を上回っていても、リピート率が高く「LTV(5万円)」であれば、その広告は「出し続けるべき成功広告」と判断できます。このシミュレーションなしにチラシを配るのは非常に危険です。

■ 「小さくテスト」が創業期の鉄則

いきなり数十万円かけてLPを作ったり、数万枚のチラシを撒くのはやめましょう。

まずは「ペライチ」などの無料ツールで簡易的なページを作り、少額のSNS広告を出す。あるいは、限られたエリアに1,000枚だけポスティングしてみる。そこで「反応が出るキャッチコピー」を突き止めてから、本格的な投資をする。この慎重さが、創業期の現金を支えます。


■ まとめ|数字を見ながら「お客さま」と対話する

売れる販促物は「ラブレター」と同じです。相手が何を望んでいるかを必死に考え、その結果を「数字」という返事として受け取り、改善し続ける。

マーケティングと会計は、実は密接に繋がっています。「いくら投資して、いくら残るか」。この感覚を持って、攻めの経営を進めていきましょう!

「広告を出したいけれど、収支シミュレーションが不安…」
そんな方は、一度当事務所へご相談ください。マーケティング視点を持った計数管理で、あなたの挑戦をサポートします。

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